生物環境学研究室
Environmental Biology Laboratory
研究内容
当研究室は、マガキ、フジツボ、イソギンチャクなど付着する生き物を研究の対象としています。付着生物にはマガキなど水産増養殖の対象種が含まれる一方、フジツボのような船舶や発電所などにとって厄介な種も含まれています。当研究室では、付着生物を水産有用種と汚損生物の2つの視点から研究を進めています。私たちは、付着生物の“付着”という行動に化学物質を用いた情報交換(ケミカル コミュニケーション)が重要な役割を担っていると考え、化学物質(付着誘起物質)を明らかにすることを主な目的としています。さらに、付着性二枚貝の増養殖技術の改善や付着防止システムの開発につながる研究も取り込んでいます。
研究テーマ
2023 年度
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海域の微生物フィルムの成長とマガキ幼生の付着に関する研究
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マガキ稚貝の生残及び成長に及ぼす酒粕の影響
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マガキ貝殻に含まれる幼生付着誘起物質の特定に関する研究
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マガキ成体の外套膜から分泌される付着誘起物質の検討
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チギレイソギンチャクの先行付着による付着生物防除効果および養殖マガキへの影響
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光環境が付着生物の種組成に与える影響
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海洋酸性化が動物プランクトンに与える影響
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マイクロ・ナノプラスチックが動物プランクトンに与える影響
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再生飼料が動物プランクトンの増殖に与える影響
2022 年度
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海域の微生物フィルムの成長とマガキ幼生の付着に関する研究
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マガキ稚貝の生残及び成長に及ぼす酒粕の影響
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マガキ貝殻に含まれる幼生付着誘起物質の特定に関する研究
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マガキ成体の外套膜から分泌される付着誘起物質の検討
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チギレイソギンチャクの先行付着による付着生物防除効果および養殖マガキへの影響
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光の波長と強さが二枚貝幼生の付着行動に与える影響
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フジツボ幼生の成長に伴う光走性の変化
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マイクロプラスチックがマガキ幼生の成長と生残に与える影響
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赤潮プランクトンが動物プランクトンに与える影響
2021 年度
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海域の微生物フィルムの成長とマガキ幼生の付着に関する研究
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マガキ稚貝の生残及び成長に及ぼす酒粕の影響
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マガキ貝殻に含まれる幼生付着誘起物質の特定に関する研究
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マガキ成体の外套膜から分泌される付着誘起物質の検討
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チギレイソギンチャクの先行付着による付着生物防除効果および養殖マガキへの影響
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光の波長と強度がムラサキイガイの光走性に与える影響
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マイクロプラスチックがマガキ幼生の成長と生残に与える影響
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赤潮プランクトンが動物プランクトンに与える影響